エレベーター広告にも動画を活用しよう。活用するメリットやエレベーター広告制作時のポイントを解説
2022 04.20
エレベーター広告とは、エレベーターホールやエレベーター内にデジタルサイネージを設置して配信する広告です。エレベーター広告は、タクシー広告を超える市場規模にまで拡大しており近年注目を集めています。エレベーター広告は効果が得られるのか検討している企業担当者も多いのではないでしょうか。この記事では、エレベーター広告についての基礎知識や配信するメリット、おすすめの広告掲載サービスを紹介します。
目次
- エレベーター広告とは
- エレベーター広告の種類
- エレベーター広告の市場規模は拡大
- エレベーター広告の主な配信施設
- 住居用マンション
- オフィスビル
- 大型商業施設
- 地方公共団体
- 医療施設
- エレベーター広告を活用するメリット
- 乗車時間が短いほど目に留まりやすい
- 狭い場所ほど広告が見られやすい
- 同乗者とのコミュニケーションが生まれやすい
- 利用者の傾向に合わせて広告展開でき
- エレベーター広告制作時のポイント
- 利用者層に合わせた内容にする
- 短時間で視聴できる動画にする
- エレベーター広告の制作ならNo.0の【Hive(ハイヴ)】
- エレベーター広告のおすすめ掲載サービス
- 「GRAND」株式会社東京
- 「LiftSPOT(リフトスポット)」エレベーターメディア株式会社
- 視聴率の高いエレベーター広告を活用し、印象に残る動画広告を
エレベーター広告とは
エレベーター広告とは、エレベーター内やエレベーターホールに設置する広告のことを指します。商業施設や高層ビルの利用者を対象に、パネル内に広告を掲示したりデジタルサイネージを利用して動画広告、ニュース、施設案内などを配信したりと情報発信に活用されています。ここでは、エレベーター広告について詳しく紹介します。
エレベーター広告の種類
エレベーター広告には、パネル内の広告とモニター(デジタルサイネージ)に表示する動画広告があります。パネルに掲示する場合、ポスターを作成するだけでよいので低予算に抑えられる点がメリットですが、動画広告と比べると変化がなく単調になりがちです。その点動画広告は、短時間でたくさんの情報を伝えられる上、高い広告効果を期待できるでしょう。
エレベーター広告の市場規模は拡大
日本でもエレベーター広告市場は大きく伸長し、タクシー広告を超える市場規模になっています。近年デジタル化が進んだことで、広告市場でもポスターなどの紙媒体に変わり動画配信が一般的になりました。エレベーター広告の先進国である中国では、企業がブランディングする際に最初に取り入れられる媒体となっているほどです。
エレベーター広告の主な配信施設
エレベーター広告はどのような施設で配信されているのでしょうか。主な配信施設についていくつか紹介します。
住居用マンション
住居用マンションでは、高層マンションなど比較的富裕層に向けた広告配信ができます。マンションの居住者はエレベーターを毎日利用するため、繰り返し視聴することで印象に残りやすく広告効果が期待できるでしょう。
オフィスビル
さまざまな人が出入りするオフィスビルでは、オフィスで働く従業員から経営者や役員クラスのほか、そのオフィスビルを訪問する取引先などの来客といった幅広いターゲット層にアプローチできます。オフィスビルのエレベーター広告は、決裁者の目に触れる機会も多いことから、BtoB向けサービスを扱う企業に人気があります。
大型商業施設
エレベーターの台数が多く、利用者数の多いショッピングセンターなどの大型商業施設も主な配信施設です。学生や家族連れ、シニア世代、主婦など幅広い客層が見込まれるため、多くの利用者へのアプローチが可能です。
地方公共団体
都道府県庁舎や市区町村役所などの地方公共団体の施設も、エレベーター広告の配信施設のひとつです。施設で働く職員からその地区の住民まで、幅広い世代にアプローチできます。エレベーター広告を募集している自治体も多くあります。
医療施設
医療施設では、限定的なターゲットを対象にしたアプローチが可能です。施設内でのスマートフォンの使用が禁止されている場合もあるので、高い視聴率が期待できます。
エレベーター広告を活用するメリット
エレベーター広告を活用する最大のメリットは、視聴率が高いことにあります。エレベーターの乗車中や待ち時間は隙間時間のため、利用者の9割がエレベーター広告を視聴するというデータもあるほど広告効果が期待できます。ここからは、広告にエレベーターを活用するメリットについて見ていきます。
乗車時間が短いほど目に留まりやすい
エレベーターの乗車時間が短いほど、広告が目に留まりやすいというメリットがあります。なぜなら、エレベーターの乗車中はスマートフォンを見る暇もないくらい、あっという間に目的の階に到着してしまうからです。また、エレベーター内では手持ち無沙汰になりやすく、自然と広告に目がいきやすくもなるでしょう。
狭い場所ほど広告が見られやすい
広告は、狭い空間に設置すると見られやすい傾向にあるため、エレベーター広告を出すメリットにつながります。エレベーターのような狭い空間で他にも利用者がいる場合、目のやり場に困り気まずくなった経験はないでしょうか。また、一人で乗っていた際には乗車中の隙間時間を持て余して意味もなく周りを見渡してしまいがちです。そのような時に広告が目に入れば、興味がなくとも見てしまう人がほとんどでしょう。エレベーターの狭い空間は、より多くの人に広告を視聴してもらえる広告掲載によい環境といえます。
同乗者とのコミュニケーションが生まれやすい
エレベーターは数人で乗り合わせることが多く、コミュニケーションが生まれやすい点もメリットです。家族や同僚、友人などの同乗者と一緒に見た広告が会話にあがることで、記憶に残ったり興味がわいたりすることも期待できます。
利用者の傾向に合わせて広告展開できる
エレベーター広告は、配信する施設の特徴や利用者の傾向に合わせて広告展開できるのも大きなメリットです。例えば、ショッピングセンターなどの複合施設ではファミリー層、都会の高層階商業ビルでは富裕層の利用者が多い事が予測できます。その施設に入っているテナントの業種はもちろんのこと、施設を利用する年齢層や職種、年収などの分類によって配信する広告を選別することで、高いマーケティング効果が得られるでしょう。
エレベーター広告制作時のポイント
実際にエレベーター広告を制作する際には、どのようなポイントがあるのでしょうか。押さえたい作り方のポイントについて紹介します。
利用者層に合わせた内容にする
エレベーター広告を作る場合、利用者層に合わせた内容にすることが大切です。まず、広告をどのような利用者層に届けたいのかを明確にしましょう。エレベーターは一見、不特定多数の人に利用されているように思いますが、前述した通りエレベーターの利用者層は施設の規模や特徴などからある程度予測が可能です。その上で、どの施設のエレベーター内に出稿すべきかを考えましょう。エレベーター広告を制作する際には、エレベーターの利用者層をしっかりと調査することが肝要です。利用者層が興味を持ってくれそうな内容の広告を配信することで、売り上げ向上などマーケティング効果が期待できます。
短時間で視聴できる動画にする
エレベーター広告を動画で制作する際には、短時間で視聴できるものにします。エレベーターに乗っている時間は長くても1分ほどです。そのため、動画の長さは5秒~30秒以内に収めましょう。長い動画だと、最後まで視聴できないまま利用者がエレベーターを降りてしまいます。動画では多くの情報を短時間で伝えられますが、あれもこれもと欲張らず、伝えたいことを端的に的確に盛り込んだ動画制作を心がけましょう。
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エレベーター広告のおすすめ掲載サービス
エレベーター広告を掲載できるおすすめのサービスを紹介します。
「GRAND」株式会社東京
GRANDは、株式会社東京が提供している都内大規模オフィスビル設置台数No.1のエレベーター広告掲載サービスです。ワーキングアワー中にエレベーター空間でコンテンツを届けることが出来るメディアです。日本を代表する都内のビジネス街で働く人々をターゲットに、決裁権者を含め、社員全体が共通してサービス内容を理解する媒体としても活用できるのが特徴です。広告の掲載期間は2週間区切りで、1ロール内の放映回数により料金プランが異なります。
「LiftSPOT(リフトスポット)」エレベーターメディア株式会社
LiftSPOT(リフトスポット)は、エレベーターメディア株式会社が提供する防犯カメラ機能を搭載した「エレベーター内のデジタルサイネージ」提供サービスです。防犯カメラ機能により安心安全を提供するとともに、生活に役立つ広告配信サービスを提供しています。広告プランも放映日数により選べるほか、リーチしたいターゲット層に向けた広告配信が可能です。
視聴率の高いエレベーター広告を活用し、印象に残る動画広告を
エレベーター広告について、種類や配信施設、メリットなどを紹介しました。狭い空間で一日に何度も乗るエレベーターは、利用者が多い上、視聴率が高く、広告を配信するスペースに適していることがわかります。エレベーター広告を配信する際には、配信する施設の立地や特徴から利用者層を割り出し、ターゲット層を絞った広告を制作することが重要です。視聴率の高いエレベーター広告を活用し、視聴者の印象に残る動画広告を制作してみてはいかがでしょうか。