How To(ハウツー)動画の作り方。メリットや活用事例を紹介
2022 05.01
YouTubeやSNSの普及により気軽に動画を視聴できるようになった現代では、商品・サービスの使い方やノウハウを説明するHow To(ハウツー)動画が注目を集めています。説明書の代わりとしてだけでなく、営業ツールや社内研修など活用方法はさまざまです。この記事では、How To動画が活用されている場面やメリット、制作する際に押さえたいポイントなどを事例とともに紹介します。
目次
- How To(ハウツー)動画とは「使い方やノウハウをわかりやすく説明する動画」のこと
- How To動画が活用される場面
- How To(ハウツー)動画の効果やメリット
- 販促ツールとして活用する場合
- 購入者のアフターサポートとして活用する場合
- 新人教育・業務マニュアルとして活用する場合
- How To(ハウツー)動画の作り方とポイント
- 視聴者の目線で知りたい情報を入れる
- 尺は短くわかりやすくする
- 販促を兼ねる場合は見つけてもらいやすい工夫をする
- How To(ハウツー)動画の活用事例
- 販促ツールの事例「SURGE(サージ)サービス紹介動画」
- アフターサポートの事例「コールマンジャパン」
- 新人教育・マニュアルの事例「近畿生コン関連協議会」
- How To(ハウツー)動画の制作ならHive
- How To(ハウツー)動画を制作しCX向上につなげよう
How To(ハウツー)動画とは「使い方やノウハウをわかりやすく説明する動画」のこと
How To動画とは、「使い方やノウハウをわかりやすく説明する動画」のことを指します。スマートフォンでの動画視聴が当たり前となり定着している現代では、従来の取扱説明書に代わりHow To動画が活用される場面が増えています。How To動画は、サービスの認知向上や営業の効率化などさまざまな場面でも活用されています。
How To動画が活用される場面
How To動画が活用される場面は多種多様ですが、主に以下のような場面が挙げられます。
・商品・サービスの説明(使い方)
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最も一般的なのが、商品やサービスの使い方を説明したマニュアル動画です。例えば、サービスの利用手順やPC・スマートフォンの操作方法、家具の組み立て方などを動画にしたものがこれにあたります。商品やサービスを実際に使用している動画を制作することで、販売促進ツールとしてもイメージしやすくなり、営業やイベント先などでの説明にも使用できます。
また、業務マニュアルやツールの使用方法などを動画にして社内研修に使ったり、業務効率化を図ったりもできます。ほかにも、製品のアフターサポートとしてお手入れ方法を紹介した動画や、実際に商品やキッチン家電を使用したレシピ動画などもHow To動画の一つです。
How To(ハウツー)動画の効果やメリット
How To動画を活用することで得られる効果やメリットを紹介します。
販促ツールとして活用する場合
商品やサービスの利用方法・メリットなどをわかりやすく説明した動画を販促ツールとして活用することで、よい印象を与えて購買意欲の向上が図れます。
商品・サービスの魅力を簡単にアピールできる
テキストなどの言語情報と比べると動画は圧倒的に情報量が多いため、商品・サービスの魅力を簡単にアピールできるメリットがあります。文字や写真だけではイメージしづらく長くなりがちな説明も、短時間でわかりやすく伝えられるのが動画の特徴です。顧客の理解を深められるだけでなく、商品の「楽しさ」や「便利さ」なども表現できます。また、取引先や新規顧客獲得のための営業活動でもHow To動画を活用できます。営業担当者の説明の手間を省ける点では、営業活動の効率化にも役立つでしょう
見込み客の購入意欲を高められる
商品やサービスが実際に使われているシーンを動画に収めて説明することで、ユーザー自身が使う姿をイメージしやすくなります。商品やサービスを使用するメリットを明確にすれば、見込み客の購入意欲の促進につながるでしょう。反対に、その商品やサービスに対して少しでも不安があると購入をためらってしまうことも。そういったユーザーの不安を解消できるのもHow To動画の特徴です。
購入者のアフターサポートとして活用する場合
製品のお手入れ方法やエラーが出た場合の対処法などを説明することで、購入者へのアフターサポートとして活用します。
CX(顧客体験)を向上できる
アフターサポートとしてHow To動画を活用し、ユーザーに満足感を得てもらうことでCX(顧客体験)の向上が図れます。購入後の使い方に対する不安や悩みをHow To動画で取り除くことで、企業に対するイメージの向上や競合他社との差別化にもつながるでしょう。優れたCX(顧客体験)を提供するためにも、How To動画の活用をおすすめします。
クレームや問い合わせの削減につながる
How To動画を活用してユーザーに正しい利用方法を説明することで、クレームや問い合わせの削減が期待できます。商品やサービスの利用方法が難しかったり、説明が煩雑だったりすると、企業への問い合わせが多く発生してしまいます。そうすると、対応する人員の確保が必要になり、結果として人件費などのコストがかさんでしまうといった事態になりかねません。このような状況にならないためにも、わかりにくい箇所をHow To動画でフォローするとよいでしょう。クレームや問い合わせが減り、結果としてコスト削減にもつながります。
新人教育・業務マニュアルとして活用する場
接客や電話対応、ツールの使用方法など全社で共通している業務内容のHow To動画を作って、新人教育や業務マニュアルとして社内研修に活用します。
何度でも利用できる
研修をHow To動画として制作することで、新人が入社する度に使えるのはもちろん、忘れてしまった時に見返すなど何度でも繰り返し利用できるのもメリットの一つです。印刷する手間も省け、研修をする側の人員確保など研修にかかるコストの削減や効率化にもつながります。
複雑な動きや一連の流れも理解しやすい
テキストに比べて視覚効果の高い動画にすることで、複雑な動きや一連の流れを理解しやすい効果があります。言葉では伝えにくい抽象的な内容も、動画であれば短時間でよりイメージがしやすく伝えられるので高い学習効果をもたらし、社員のスキルアップを促せます。
高品質のノウハウの共有ができる
How To動画を活用した研修では、内容のばらつきを抑え、高品質のノウハウの共有ができます。研修では、教える講師によって内容や教え方にばらつきが出てしまうことがあるため、トップセールスマンのノウハウをもとに動画を制作すれば、いつでも質の高い研修の実施が可能です。全社で同じ内容を共有するため、教育スキルの標準化が図れるのもHow To動画の特徴です。
How To(ハウツー)動画の作り方とポイント
ユーザーが求めている情報を的確に伝えるHow To動画を作るには工夫が必要です。ここでは、作り方とポイントを紹介します。
視聴者の目線で知りたい情報を入れる
How To動画を制作する際には、視聴者の目線に立って視聴者が知りたい情報を入れ込んだコンテンツを心がけましょう。効果的なHow To動画にするためには、その商品やサービスに対して全く知識がない視聴者が見てもわかりやすく表現されている動画を作る必要があります。こちらが伝えたいことだけでなく、視聴者が「何を知りたいのか」「何を不安に感じているのか」を洗い出すことが大切です。How To動画を見ただけで視聴者が悩むことなく商品やサービスを使えるようになるのが理想といえます。
尺は短くわかりやすくする
How To動画で最も重要なのが「わかりやすさ」です。できるだけ専門用語は使わずに、テロップやアニメーション、図などを使って視聴者が理解しやすい動画制作を心がけましょう。ユーザーが求めている情報をすぐに手に入れられるように、大げさな演出は控え、尺は短めにするのもポイントです。どうしても長くなってしまう場合は、工程別に動画を複数制作するとよいでしょう。また、説明する商品やサービスの知識があまりない人に動画を見てもらい、わかりにくいポイントを指摘してもらうこともおすすめです。
販促を兼ねる場合は見つけてもらいやすい工夫をする
How To動画を販促目的で活用する場合は、見つけてもらいやすい工夫も必要です。自社サイトのみならず、YouTubeやSNSにも積極的に投稿しましょう。その際には、サムネイルという本で言うところの表紙のような画像の設定を行うこともポイント。YouTubeやSNS上でクリックしてもらうためにも、目立つだけではなく内容が一目でわかるものを心がけましょう。YouTubeの公式チャンネルの開設や、SNSでの情報発信なども効果的です。
How To(ハウツー)動画の活用事例
ここでは、実際のHow To動画を、販促ツール、アフターサポート、新人・マニュアル研修に活用している事例をそれぞれ紹介します。
販促ツールの事例「SURGE(サージ)サービス紹介動画」
Web・デジタルマーケティング支援サービス「SURGE」のサービス内容を紹介したHow To動画です。Webサイトの運用やSNS活用、データ分析、コンサルティングなど、利用することで受けられるサービス内容を細かくわかりやすく紹介しています。
アフターサポートの事例「コールマンジャパン」
コールマンジャパンが配信している、テントの設営方法を紹介したHow To動画です。組み立て方を順を追って、注意点や確認箇所を交えながら説明しています。ペグの打ち付け方から、部品の向きなど細かい点までを4分半という短い動画に仕上げています。
新人教育・マニュアルの事例「近畿生コン関連協議会」
近畿生コン関連協議会が配信している業務マニュアルを紹介したHow To動画です。各工程に分けてマニュアルを作成しています。新入社員への研修はもちろん、入社を検討している求職者にとっても有用なコンテンツとして配信されています。
How To(ハウツー)動画の制作ならHive
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How To(ハウツー)動画を制作しCX向上につなげよう
今回は、How To動画の効果やメリット、制作時のポイントなどを実際の事例とともに紹介しました。顧客へのアプローチ手段としてだけでなく、社内研修や営業活動といった社内ツールとしても活用できるメリットがあります。今回お伝えした内容をもとに、効果的なHow To動画を制作してCXの向上や業務効率化を図りましょう。