ECサイトに動画を取り入れれば売上・集客アップに効果的!活用方法や事例を紹介
2022 05.16
ECサイト(オンラインショップ)での売買が当たり前になった現代では、ECサイトで動画を活用する事例が増えています。しかし、ECサイトに動画を導入することでどれくらいの効果が得られるのか、どのように活用すればよいのか不安な企業担当者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、ECサイトで動画を活用する効果やメリット、活用方法を事例を交えて紹介します。
目次
- ECサイトの動画とは
- 動画コマースとの違い
- ECサイトに動画を取り入れる効果やメリット
- 購入意欲の訴求ができる
- より多くの人の目に触れることで集客につながる
- ブランド力の向上にもつながる
- ECサイト動画の活用方法
- 商品の特徴を紹介する
- 商品の使い方を紹介する
- 商品の生産工程やブランドヒストリーを紹介する
- ECサイトに動画を取り入れている事例5選
- 「ozie」
- 「祭すみたや」
- 「竹虎」
- 「ユニクロ」
- 「BELTZ【ベルツ】バスクチーズケーキPart2
- ECサイトの動画制作はプロに依頼がおすすめ
- ECサイトに動画を取り入れ、認知拡大と売上アップを目指そう
ECサイトの動画とは
ECサイトの動画とは、ECサイト(オンラインショップ)で活用されている動画のことです。販売している商品の紹介や使い方の説明、商品に対する想いなどを動画にしたものがこれにあたります。実際の店舗のように商品を手にとって確認できないECサイトにおいては、商品の使用感やサイズ感、質感といった特徴をユーザーにわかりやすく伝えることが大切です。動画を活用することで、画像やテキストでは伝えきれない商品の魅力や特徴も伝えられるため、多くの企業が活用しています。
動画コマースとの違い
混同されやすい言葉に動画コマースがありますが、ECサイトに埋め込む動画とは別のものです。動画コマースは、テレビショッピングのような感覚で動画配信を見ながらそのコンテンツ上で買い物ができる仕組みのことを指します。ユーザーが動画を視聴中に「欲しい」と思った商品をその場で購入できるのが動画コマースです。動画で伝える情報は同じでも、動画コマースはコンテンツ上でそのまま購入できるため、少ないアクションで直感的にショッピングできるのが特徴といえます。また、動画コマースの中でもリアルタイムのライブ配信で商品が購入できるものを「ライブコマース」と言います。
ECサイトに動画を取り入れる効果やメリット
ECサイトに動画を取り入れることでどのような利点が得られるのでしょうか。ECサイトで動画を活用する効果やメリットについて紹介します。
購入意欲の訴求ができる
テキストや画像よりも圧倒的な情報量を有する動画では、ユーザー自身が実際に使用している場面を頭の中でイメージしやすく、商品に対する不安を払拭できるため購入意欲の訴求につながります。動画を活用し、リアルに近い商品情報をわかりやすく伝えることで、ユーザーが自分ごと化しやすいため購入を後押しするのに役立つのです。
より多くの人の目に触れることで集客につながる
ECサイトの動画はSEOの観点からも有効と言われています。オリジナルの動画コンテンツを埋め込むことで、SEO効果が高まりECサイトへの集客につながります。また、ECサイト用に制作した動画をさまざまな媒体で配信することも可能です。SNSやYouTubeなどに投稿・配信してPRに活用したり、動画広告として配信したりしてより多くの人の目に触れることでECサイト以外からの流入や認知拡大が期待できます
ブランド力の向上にもつながる
動画をECサイトで活用することで、企業のブランド力の向上にもつながるメリットがあります。商品の紹介だけでなく、魅力や価値、込められた想いなどたくさんの情報量でアピールできるため他社との差別化やブランディングに効果を発揮します。動画を通して企業としての魅力や価値を伝えることは、ユーザーに「この会社の商品なら大丈夫」という信頼感や安心感を持ってもらうことにもつながるでしょう。
ECサイト動画の活用方法
ここからはECサイト動画の実際の活用方法について主な3つを紹介します。
商品の特徴を紹介する
ECサイト動画を、商品の特徴やメリットの紹介に活用します。商品のサイズ感や質感、使用感といった、テキストや静止画だけでは伝わりにくい特徴や魅力を表現できます。「商品やサービスを実際に試せなくて不安」というECサイトにおける消費者の悩みを少しでも抑えることで購入の後押しが期待できるでしょう。
商品の使い方を紹介する
ECサイトの動画は、How To(ハウツー)動画として商品やサービスの使い方の説明に役立ちます。How To動画と聞くと、購入後に視聴する動画と思うかもしれませんが、商品の実際の使い方を知ることでイメージが湧いて購入に至るケースも少なくありません。実際の利用方法がわかるので購入意欲の向上だけでなく、購入後のアフターサポートとしても活用できます。
商品の生産工程やブランドヒストリーを紹介する
商品の生産工程やブランドヒストリーの紹介にもECサイトの動画は活用できます。「どのようにして商品が作られているのか」「原材料にはどのようなものが使われているのか」といった過程を紹介することは、消費者の安心感や信頼感につながります。また、商品やサービスに込めた想いを伝える動画では、視聴者の共感を呼び自社のファンを増やすのにも効果的です。
ECサイトに動画を取り入れている事例5選
ここでは、実際にECサイトで動画を活用している事例を紹介します。
「ozie」
ECサイト:Ozie
シャツの専門店ozieが配信している接触冷感素材についての動画です。接触冷感素材の特徴や進化したポイントなどをまとめています。洗濯する際に気をつけたいことも紹介し、アフターフォローも盛り込んだ動画事例です。
「祭すみたや」
ECサイト:祭すみたや
株式会社祭すみたやが配信している、商品のサイズの選び方を紹介する動画です。祭りすみたや公式チャンネルでは、自社で取り扱いのある商品についてのさまざまなノウハウを動画にまとめてECサイトに掲載しています。ユーザーが商品を買う際に悩むポイントをしっかりと押さえて購入の手助けに活用している事例です。
「竹虎」
ECサイト:竹虎
竹材専業メーカーの竹虎株式会社が配信している動画です。職人による自社商品の制作過程を商品の特徴や材料の性質などを交えながら紹介しています。商品が職人の手によって丁寧に丹精込めて作られている映像は、視聴者の心に訴えかけるものがあります。
「ユニクロ」
ECサイト:UNIQLO LIVE STATION
ユニクロでは、ライブ配信を活用してECサイト動画を配信しています。動画の右側に紹介する商品詳細と購入ページへのリンクが表示される仕組みです。スタッフが実際に着用してアイテムのサイズ感や特徴、質感、コーディネート例を交えて紹介しています。ライブ配信のため、視聴者からの質問やリクエストにもリアルタイムで答え、不安の解消を図り購買につなげている事例です。
「BELTZ【ベルツ】バスクチーズケーキPart2」
ECサイト:https://beltztokyo.stores.jp/
BELTZ TOKYOが配信している、チーズケーキの製作工程を紹介している動画です。手作業で一つひとつ丁寧に作っている様子や、チーズケーキの質感などを映しています。工場生産ではなく手作業でこだわって作っているということをしっかりと伝えて企業のブランディングに活用している事例です。
ECサイトの動画制作はプロに依頼がおすすめ
目的にあった効果的な動画を制作するためには、訴求したいポイントを短時間で的確に伝える必要があります。そのため、ECサイトの動画を制作する場合はプロに依頼するのがおすすめです。ブランドや企業のイメージを低下させないクオリティの高い動画をユーザーに届けることができるでしょう。
https://company.hive-world.com/
Hive(ハイヴ)は、株式会社No.0が提供する大手広告代理店・大手制作会社が発注している優秀な動画クリエイターを、【直接アサイン】できるシステムサービスです。【「あの動画、そのCM」 Hiveなら “半値” でつくれます。】をコンセプトに掲げています。
審査通過率「6.5%」、全国から集まった優秀なクリエイターをアサイン可能。そして、プロデュース(チーム編成/折衝)、企画・構成(コンテ)、制作(撮影/照明/録音/編集/アニメーション/CG/MA/キャスティング)のすべてをHive内で完結させることで、仲介マージンを「50%以上」カット、コンパクトな取引を実現できます。
さらに、動画を制作した後の運用までをサポートするサービスも提供しています。
サービス資料の請求や無料見積り依頼など、お気軽にご相談ください!
ECサイトに動画を取り入れ、認知拡大と売上アップを目指そう
ECサイト動画についてお伝えしました。インターネットを通して商品やサービスの売買が当たり前となった現代では、ECサイトにおいても動画の活用が進められています。ECサイト動画を活用することで、ユーザーの不安を払拭したり、より多くの人に知ってもらえる宣伝効果も期待できます。テキストや画像だけでは伝えきれない情報を伝えられる動画の強みを活用して、認知拡大や売上アップを目指しましょう。