学校紹介動画の4つのメリット。おすすめの内容や作り方をわかりやすく解説
2022 07.19
近年、少子化やコロナ禍の影響により学校紹介動画の活用が注目を集めています。しかし、学校紹介動画にどんなメリットや効果があるのかわからず制作に悩んでいる学校関係者の方もいるかもしれません。この記事では、学校紹介動画のメリットや作り方、動画に入れたいおすすめの内容などを事例と共にわかりやすく紹介します。
目次
- 学校紹介動画はポスターやパンフレットより効果的!動画制作のメリット
- メリット①学生の入学意欲増加につながる
- メリット②実際の説明会や学校のHPでも活用できる
- メリット③教育理念や学科説明などの情報をわかりやすく訴求できる
- メリット④保護者にも見てもらいやすい
- 学校紹介動画におすすめの内容
- 実際の学校生活の様子
- 施設や校内の設備紹介
- 学科や学部、部活動の種類
- 校長や教員紹介
- 卒業生の進学・就職状況
- 【高校・大学・専門学校】学校紹介動画の事例6選
- 【高校】桐蔭学園高等学校【男女共学】紹介ビデオ
- 【高校】インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(通称ISAK)
- 【大学】【神奈川大学】大学紹介動画2021
- 【大学】西日本最大級!近畿大学オープンキャンパス2018
- 【専門学校】東京調理製菓専門学校【PV】学校紹介
- 【専門学校】ヘアメイクアーティストを目指す学生ムービー
- 学校紹介動画の作り方の流れ
- ①ターゲットを明確にする
- ②構成を決定する
- ③写真などの素材を集める
- ④撮影する
- ⑤動画編集をする
- 伝わりやすい学校紹介動画制作のポイント
- 台詞は生徒自身の言葉で
- ストーリー性やドキュメンタリー性を使い分ける
- 長くなる場合はカテゴリーごとに制作する
- 学校紹介動画の制作はhiveへ
- 学校紹介やブランディングには動画の活用が効果的
学校紹介動画はポスターやパンフレットより効果的!動画制作のメリット
学校紹介動画は、活用方法によってさまざまなメリットが得られます。まずは、どのようなメリットがあるのかをしっかりと確認しておきましょう。
メリット①学生の入学意欲増加につながる
授業風景や学校での生活を動画にすることで「入学後のイメージ」が明確になり、学生の入学に対する意欲増加につながります。動画は、ポスターやパンフレットなどの紙媒体では伝えきれない学校の魅力や「リアルな雰囲気」を伝えやすく、体験入学の変わりになるのも特徴です。知りたい情報はまずはインターネットで検索するのが一般的な今、学校紹介動画をHPやSNSで発信することで学生の目にとまる機会も増えるでしょう。学校説明会などに参加するきっかけとなることも期待できます。
メリット②実際の説明会や学校のHPでも活用できる
学校紹介動画は、一度制作すれば学校のHPに掲載したり実際の説明会で流したりと繰り返し活用できるのもメリットです。より多くの人の目に触れるように、YouTubeやSNSに投稿するのもよいでしょう。さまざまな場面や毎年度活用できるように、年号の使用は極力避けるか簡単に編集できるような動画にしておくのもおすすめです。
メリット③教育理念や学科説明などの情報をわかりやすく訴求できる
テキストだけでは情報量が多くなりがちな「教育理念」や「学科説明」などを端的にわかりやすく伝えられるメリットもあります。1分間の動画には、およそWebサイト3,600ページ分もの情報量があると言われているほど、動画には短時間で莫大な量の情報を伝えられる特徴があります。文面だけでは伝わりづらい内容も、イラストや写真、表などを用いて視覚的に表現できるので、視聴者にもストレス無く届けられるでしょう。
メリット④保護者にも見てもらいやすい
4つ目のメリットは、学校紹介動画を制作し、インターネット上に掲載すれば、学生だけでなく保護者にも気軽に見てもらえることです。子どもだけでなく保護者も学校選びには慎重になっています。少子化により生徒の獲得競争が激化する中で、保護者にも学校の良い印象を持ってもらうことは志望者数を増やすのにも効果があると考えられます。YouTubeやSNSに投稿すれば、保護者だけでなく、より多くの人の目にも留まりやすくなり、認知拡大やブランドイメージの向上にもつながります。
学校紹介動画におすすめの内容
学校紹介動画には、いくつか種類があります。ここでは、おすすめの内容とその特徴を紹介します
実際の学校生活の様子
授業風景や生徒の様子、1日の流れなど実際の学校生活の様子を動画にします。生徒の登校から下校までを順を追って紹介したり、学生の声を取り上げたりすることで、よりイメージが掴みやすくなるでしょう。生徒と保護者の両方にとって関心の高い内容のため、教室内だけではなく、学園祭や修学旅行などのイベントも交えて多角的に紹介することをおすすめします
施設や校内の設備紹介
学校の施設や構内の設備を動画で紹介します。教室や体育館、図書館といった教育を受ける環境も、志望校を決める際に重要となる要素の一つで、「どのような環境で教育を受けられるのか」を知るために重要な役割を果たします。教会やホール、学食などといった学校独自の施設がある場合は、積極的に紹介しましょう。他校との差別化が図れるだけでなく、イメージ向上にもつながります。
学科や学部、部活動の種類
学科や学部、部活動の種類など、学校で学べることやできることを紹介します。実際の活動の様子やこの学校で学べること、取得できる資格や技術などを具体的に伝えましょう。特に、学部や部活は学校生活の中で生徒にとって大きいウェイトを占める要素でもあります。学校生活を楽しみたいと思っている生徒に向けて、内容だけでなく、学校内の雰囲気も伝えられる工夫をしましょう。
校長や教員紹介
「どのような先生が教えてくれるのか」は、学生にとっても保護者にとっても学校選びにおいて重要なポイントです。校長や教員など指導者を紹介する際は、人柄も伝わりより身近に感じられるよう、インタビュー形式にすることで好感度アップも期待できます。教育理念や学校としての取り組みにも触れるのもよいでしょう。
卒業生の進学・就職状況
ある程度実績がある学校の場合、卒業生の進学先や就職先を紹介するのもおすすめです。志望校を決める際の魅力的な判断材料となるためには、できるだけ知名度のある進学先や就職先が望ましいでしょう。専門学校の場合は、就職先だけでなく就職率を紹介するのも有効です。
【高校・大学・専門学校】学校紹介動画の事例6選
【高校】桐蔭学園高等学校【男女共学】紹介ビデオ
桐蔭学園高等学校の学校紹介動画です。学生へのインタビューを動画に織り交ぜながら学校生活を紹介しています。学生のリアルな声や姿を写すことで、入学後の学校生活を具体的にイメージさせる事例となっています。
【高校】インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(通称ISAK)
インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(通称ISAK)の学校紹介動画です。国際性豊かな複数人の生徒と講師のインタビューを通して、スクールの魅力を紹介しています。独自のカリキュラムや生徒の前向きな姿勢が上手く表現されている事例です。
【大学】【神奈川大学】大学紹介動画2021
神奈川大学の学校紹介動画です。学長のメッセージから始まり、実際の学生のインタビューを交えて紹介しています。学生一人ひとりのエピソードが印象深い事例となっています。
【大学】西日本最大級!近畿大学オープンキャンパス2018
近畿大学のオープンキャンパスの紹介動画です。実際のオープンキャンパスの様子を軽快なBGMに乗せてオープンキャンパスの雰囲気を伝えています。まるで学園祭の様なワクワク感が伝わってくる事例です。
【専門学校】東京調理製菓専門学校【PV】学校紹介
東京調理製菓専門学校の学校紹介です。学生の夢から始まり、実際の授業風景やコース、海外研修留学プログラムなどを具体的に紹介しています。この動画を見れば、どのような環境下でどのような技術が学べるのか、卒業後に習得できるスキルまでがイメージできる事例です。
【専門学校】ヘアメイクアーティストを目指す学生ムービー
東ベルTV 東京ベルエポック美容専門学校の学校紹介動画です。学生と講師の声を届けています。ヘアメイクアーティストを目指す学生がアシスタントとしての現場体験を通して学んだことを赤裸々に話している学校生活の「リアル」を表現した事例です。
学校紹介動画の作り方の流れ
学校紹介動画はどのような流れで制作するのでしょうか。基本的な作り方の手順を紹介します。
①ターゲットを明確にする
学校紹介動画を制作する場合、まずターゲットを明確にする必要があります。たとえば、高校の学校紹介動画では、受験生とその保護者の双方ともをターゲットにするのが一般的ですが、大学や専門学校では保護者よりも学生のみに絞った方がよいでしょう。また、スポーツや芸術などに特化した分野のある学校の場合は、ターゲット層も学生というおおまかな括りではなく、それぞれの分野を目指している学生に絞ることで訴求力の高い動画が作れます。年齢や性別、属性の変化に伴いターゲットの興味関心も変わります。
②構成を決定する
ターゲットが決まったら、それに合わせた構成を決めていきます。
学校紹介動画の構成の一例
1.オープニング 2.学校の外観・設備紹介 3.教育理念の紹介 4.学部・学科、部活動の紹介 5.授業風景 6.生徒インタビュー 7.教員紹介 8.行事やイベント 9.卒業後のビジョン 10.エンディング |
大まかな構成を考えてから、動画の見せ方や時間配分、伝えたいメッセージなどを具体的に決めましょう。盛り込む内容は、①で決めたターゲットである視聴者の立場になって考えることが大切。ターゲットが興味を持ちそうな内容に重きを置いた内容を優先して取り入れます。しかし、動画の尺(時間)が長すぎてしまうと途中で飽きてしまう可能性があります。最後まで見てもらうためにも、あれもこれもと欲張らず、伝えたい情報をある程度選別することをおすすめします。
③写真などの素材を集める
構成が決まったら、動画に使う素材を集めます。写真や映像などの素材はできるだけ多く集めることで、動画が単調になるのを防げます。
・学校の外観・内観 ・学校から見える風景 ・空や校内にある木々などの自然 ・校章や学校のシンボル など |
④撮影する
構成で決めたカットをそれぞれ撮影していきます。撮影のスムーズな進行のためにも、動画撮影の大まかな流れは事前に決めておくことをおすすめします。インタビューの場合も同様に、話す内容の打ち合わせを行うなど事前準備をしておくとよいでしょう。また、授業風景や学校生活の様子を映す場合、動画に写りたくない生徒もいるかもしれません。撮影した後に公開NGとならないためにも、予め撮影の許可を取るなど配慮が必要です。
⑤動画編集をする
最後に、撮影した動画や写真を使って編集します。素材をつなぎ合わせ、ナレーションやテロップ、BGMを挿入していきます。映像だけでは伝わりづらい箇所を補足したり、より印象づける工夫をしましょう。必要に応じて表や図を用いたり、インフォグラフィックやCGなどを活用したりすることもおすすめです。
伝わりやすい学校紹介動画制作のポイント
ターゲットに伝わりやすい、訴求力の高い学校紹介動画にするために押さえたいポイントをいくつか紹介します。
台詞は生徒自身の言葉で
学校紹介動画では、「リアルな雰囲気」が求められます。特にインタビューでは、「言わされている感」が出てしまわないように台本を用意せずに生徒自身の言葉で話してもらうことが大切です。
ストーリー性やドキュメンタリー性を使い分ける
単調な動画にならないために、動画のテイストを使い分けるのもポイントです。インパクトのある動画にしたい場合は、主人公視点のストーリー性のある内容にするのがおすすめ。学校紹介動画にありがちな堅苦しさがなく、先の展開が興味を引き、最後まで楽しめる動画になるでしょう。伝統校や進学校なら、ドキュメンタリー性を生かした内容に仕上げるのも一つの方法です。ショートムービーのような格式ある落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
長くなる場合はカテゴリーごとに制作する
学校紹介動画は、長すぎると最後まで見てもらえない可能性があるため、情報量が増えすぎて尺が長くなる場合はカテゴリーごとに制作しましょう。一つの動画に対して情報がたくさんありすぎると、メッセージがぼやけて大切な部分が伝わらない動画になりがちです。「施設」「学校生活」「部活」などカテゴリーで分けて短時間の動画にすることで、視聴者側も知りたい情報だけにアクセスでき、視聴途中での離脱防止にも役立ちます。
学校紹介動画の制作はhiveへ
学校の雰囲気に合わせた好感度の高い学校紹介動画にするためには、制作をプロに依頼することをおすすめします。
https://company.hive-world.com/
Hive(ハイヴ)は、株式会社No.0が提供する大手広告代理店・大手制作会社が発注している優秀な動画クリエイターを、【直接アサイン】できるシステムサービスです。【「あの動画、そのCM」 Hiveなら “半値” でつくれます。】をコンセプトに掲げています。
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学校紹介やブランディングには動画の活用が効果的
学校紹介動画のメリットや作り方、制作時のポイントなどを紹介しました。少子化が進む現代において、学校紹介動画を取り入れている学校が増えています。学校紹介動画を制作して学校の認知度や好感度の向上に活用してみてはいかがでしょうか。