今注目の縦型動画とは?活用方法や縦型動画のメリット、作り方や編集のコツを解説

スマートフォンの向きを変えずにフルスクリーンで視聴できる縦型動画。モバイルファーストの流れを汲み、縦型動画をマーケティングに活用する企業が増加しています。実際に、縦型動画にはどのような効果があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。この記事では、縦型動画の概要からマーケティングに活用する理由やメリット、実際に活用できるSNSなどを事例と合わせて紹介します。

 

目次

  1. 縦型動画とは
    1. 縦型動画広告に注目が集まる理由
  2. 縦型動画に対応しているSNS
    1. TikTok
    2.  Instagram
    3.  facebook
    4. Twitter
  3. You Tubeも縦型動画に対応
  4. 縦型動画の4つのメリット
    1. メリット①注目度が高い
    2. メリット②フルスクリーンで視聴でき、視認性が高まる
    3. メリット③完全視聴率が高い
    4. メリット④ポイントを絞って訴求しやすい
  5. 縦型動画の編集や作り方のポイント
    1. 動画の尺は短めに
    2. 縦型動画のサイズは「9:16」が一般的
    3. インパクトのあるBGMを選ぶ
  6. 縦型動画の活用事例
    1. 事例①ウエディングパーク
    2. 事例②畿央大学
    3. 事例③岡野タケシ弁護士
  7. 縦型動画制作なら「hive」がおすすめ
  8. 話題の縦型動画をマーケティングに活用しよう

縦型動画とは

縦型動画とは、ユーザーがスマートフォンの向きを変えずにフルスクリーンで再生することを前提に作られた動画のことです。モバイルファーストの現代におけるユーザーニーズに応える動きの高まりと共に、縦型動画に注目する企業も増えています。

縦型動画広告に注目が集まる理由

縦型動画が普及したのには、スマートフォンの普及が一つの要因です。スマートフォンの利用が当たり前になっている現代では、ユーザーの快適な操作を優先し、画面の向きとサイズを合わせた縦型動画の需要が増しています。

 

従来からある横型動画は、パソコンで視聴することを前提に制作されており、スマートフォンで視聴する際には横向きにしないとフルスクリーンでの視聴ができません。まだまだ横型動画のほうが一般的で、見る機会も多くありますが、InstagramやFacebookのストーリーズでは縦型動画の広告が一般的であったり、YouTubeが2018年に縦型動画の広告配信をスタートしたりと、縦型動画の活用は広がりをみせています。

縦型動画に対応しているSNS

需要が高まりつつある縦型動画の活用に最適なSNSについて紹介します。

TikTok

10代~20代の若年層を中心として人気を博しているTikTokは、上下スワイプやタップなどスマホで操作することを前提としたSNSで、ほぼ全ての投稿が縦型動画です。また、TikTokはアプリ内で手軽に編集・投稿ができることも特徴で、近年のスマートフォンアプリのダウンロード数は、その他SNSの中でも最多と言われています。動画の合間に表示される広告ももちろん縦型。まさに縦型動画の活用におすすめのSNSです。

Instagram

スクエア画像で知られるInstagramですが、24時間で自動的にアーカイブされる「ストーリーズ」や、Tiktokに似た15秒の短編動画の「リール」など、縦型動画を利用できる機能が充実しています。また、ストーリーズよりも長い動画を投稿できる「IGTV」では、縦長・横長動画の両方に対応しています。近年は、写真や動画の投稿だけでなく、ショッピングの手段としてInstagramを利用する若者も増えているなど、幅広い縦型動画の活用が期待できます。TwitterやTikTokと比べると拡散性は低い反面、ハッシュタグ検索の機能を用いることでターゲットにピンポイントに届けやすいという特徴があります。

facebook

facebookの「ストーリーズ」は、Instagramのストーリーズとほぼ同じ動画配信コンテンツで縦型動画にも対応しています。30代〜40代以上のユーザーから支持を集めており、より実生活関連の投稿が多いという特徴があります。利用者の年齢層が高く、ビジネスマンの利用が多いことから、採用やBtoBのプロモーションを行うのにもおすすめのSNSです。

Twitter

タイムラインを上下にスクロールして流し読みするユーザーが多いTwitterも、縦型動画の活用が効果的です。縦型動画なら、スクロールする中で目に留まった動画を、スマートフォンの向きを変えることなくそのまま視聴できるためです。その手間がないだけでも、視聴率やコンバージョンレートの向上にもつながります。また、最近ではサムネイル画像に縦型画像が表示される機能も追加され、将来的に見ても縦型動画の活用が進むことも予想されています。

You Tubeも縦型動画に対応

YouTubeは横型動画のイメージが強いかもしれませんが、2018年に縦型の動画広告、2021年にはショート動画投稿の新機能「YouTubeショート」をリリースするなど、縦型動画にも対応しています。Instagramのストーリーズに似たストーリー機能では、7日間経つと自動で消える縦型動画の投稿ができます。また、スマートフォンの向きや動画のサイズに合わせて表示方法を調整してくれる機能もあるなど、縦型動画の活用方法はさまざまです。

縦型動画の4つのメリット

縦型動画は、スマートフォンの普及と共に動画広告として企業からも注目されています。縦型動画を広告に活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは主に4つのメリットについて紹介します。

メリット①注目度が高い

縦型動画は、フルスクリーンでの視聴ができることから視認性が高まるメリットがあります。従来の横型動画では、スマートフォンを縦向きのままで視聴すると上下に余白ができ、再生画面のサイズが小さくなってしまいます。動画をフルスクリーンで大きく表示することで、視聴者にインパクトを与え、人目を引きつけるので、一般的な横型動画との差別化にもつながるでしょう。

メリット③完全視聴率が高い

スマートフォンを縦に持ったまま視聴できる縦型動画は、完全視聴率も高い傾向にあります。一般的なSNSは、スマートフォンを縦向きのまま見ることが主なため、そのまま視聴できる縦型動画は離脱防止にも効果的です。完全視聴率を高めるためには、視聴環境も影響してくるため、スマホの向きを変えるという手間が省けるのは大きなメリットにつながります。

メリット④ポイントを絞って訴求しやすい

縦型動画は広範囲の撮影には不向きな反面、余分な背景を写すことなく動画を撮影できるため、見てほしいポイントにフォーカスして訴求できるメリットがあります。撮影時にも、従来の横型動画と比べると背景が写り込む余白が少ないので、背景を気にすることなく撮影できます。メッセージ性の強い動画の制作に向いていると言えるでしょう。

縦型動画の編集や作り方のポイント

ここでは、縦型動画の編集や制作の際に意識したいポイントをいくつか紹介します。

動画の尺は短めに

縦型動画はどのSNSも尺が短く、最大秒数が決められているのが特徴です。

 

各SNSの縦型動画尺

・YouTubeショート:最大60秒
・Instagramリール:最大30秒
・TikTok:最大60秒

 

視聴者がSNSを見るのは、余暇時間を使うケースが多いでしょう。10分以上ある横型動画よりも1分の縦型動画のほうがより気軽に視聴でき、尺が短いことは視聴者にとっても動画を見るハードルが下がります。動画を制作する際も、短い尺の中で伝えたい情報をまとめるため、短い時間に情報量の詰まった価値の高い動画ができるでしょう。

縦型動画のサイズは「9:16」が一般的

縦型動画の一般的なサイズは、アスペクト比「9:16」です。より動画を魅せるためにも画質はフルHD以上で撮影するとよいでしょう。一度撮影したアスペクト比は簡単に変えることが難しいため、縦型の動画を配信したい場合は、撮影時から予め比率を設定しておく必要があります。また、解像度においてもSNSやプラットフォームによって推奨されている比率が異なります。媒体の特性を最大限活かしたい場合には、配信したい媒体に適した比率で動画を制作することがおすすめです。

インパクトのあるBGMを選ぶ

縦型動画は、尺が短いショートタイプが多いので、BGMでインパクトを与えて興味を引くのもポイントです。具体的には、アップテンポのものや印象の強いものを選ぶことをおすすめします。また、SNSの機能によっては、BGM以外にもエフェクトやテロップ、スタンプなどが編集できるものもあるので活用してみましょう。ただし、音楽やアニメーションなどの素材は著作権で保護されている場合もありますので注意が必要です。

 

縦型動画の活用事例

ここでは、どのような縦型動画があるのか実際に企業が配信している事例を紹介します。

事例①ウエディングパーク

 

式場探しのクチコミサイト「ウエディングパーク」の公式チャンネルが配信している縦型動画です。結婚式の準備からパーティ当日までの花嫁のワクワク感をBGMやハッシュタグと共に表現しているブランディングを目的とした事例です。

事例②畿央大学

 

畿央大学が配信している縦型動画「1分でわかるKIOの入試」です。メッセージアプリ風に総合型推薦入試をわかりやすく解説しており、大学受験を希望している学生の不安や疑問の解消に役立てている事例です。

事例③岡野タケシ弁護士

 

アトム法律事務所弁護士法人代表の岡野タケシ弁護士が配信しているYou Tubeショートの縦型動画です。専門性の高さを生かして法律関係の話題をわかりやすく解説しており、チャンネル登録者数は100万人超え、この動画の再生回数は600万回を超えています。認知度向上はもちろん、無料相談や顧客獲得を狙ったマーケティング活用事例となっています。

縦型動画制作なら「hive」がおすすめ

短い尺でユーザーの興味関心を引く必要のある縦型動画では、動画の構成や演出など専門的な技術が必要です。より効果的なマーケティング効果を得るためにも、制作はプロに依頼することをおすすめします。

 

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見積依頼・ご相談はこちら

話題の縦型動画をマーケティングに活用しよう

スマートフォンやインターネット回線の普及に伴い、気軽に動画が視聴できる現代において、縦型動画の重要性は増加傾向にあります。モバイルファーストの流れの中で、スマートフォンの向きを変えずに視聴できる縦型動画の活用は、ビジネスでもますます当たり前になっていくでしょう。完全視聴率や訴求率の高い縦型動画を、自社のマーケティングに活用してみてはいかがでしょうか。